オールオン4とは?総入れ歯や重度歯周病でお悩みの方へ|フリージア歯科クリニック|大阪本町の歯医者

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オールオン4とは?総入れ歯や重度歯周病でお悩みの方へ

こんにちは。大阪府大阪市西区にあるフリージア歯科クリニック院長の浦です。

インプラント相談に来られる患者様の中には、

「歯がボロボロでどこから治療したらいいかわからない」

「総入れ歯が合わなくて食事が苦痛になっている」

「何本も歯がグラグラしていて将来的に不安」

といった悩みを抱えている方が少なくありません。

そのような方にご提案する治療の一つが「オールオン4(All-on-4)」です。

最近はテレビやインターネットでも紹介される機会が増えましたが、実際にはどのような治療なのか詳しく知らない方も多いと思います。

今回はオールオン4について、歯科医師として日々診療を行う立場からわかりやすくお話ししたいと思います。


オールオン4とは?



オールオン4とは、最小4本のインプラントで片顎すべての歯を支える治療方法です。

通常のインプラントでは、失った歯1本に対してインプラントを1本埋入します。

例えば12本の歯を失っている場合、理論上は12本のインプラントが必要になります。

しかしオールオン4では、

  • 前方に2本
  • 後方に2本

合計4本のインプラントを戦略的な位置に埋入し、その上に12本前後の人工歯を固定します。

つまり、

「少ない本数のインプラントで全体の歯を支える」

という画期的な治療法です。


どのような方が対象になるのか?

オールオン4は誰にでも必要な治療ではありません。

主な対象となるのは、

総入れ歯を使用している方

入れ歯が外れる

痛くて噛めない

硬いものが食べられない

という方は非常に多くいらっしゃいます。

特に上顎総入れ歯は比較的安定しやすいですが、下顎総入れ歯は動きやすく苦労されている方が少なくありません。

オールオン4によって固定式の歯になることで、快適性が大きく向上します。


重度歯周病の方

重度歯周病になると、

  • 歯がグラグラする
  • 噛めない
  • 見た目が悪くなる

という問題が起こります。

残っている歯を無理に保存するよりも、オールオン4によって機能と見た目を一度に回復した方が良いケースもあります。


多数歯欠損の方

事故や虫歯などで多くの歯を失った方も対象になります。

残存歯が少ない場合、1本ずつインプラントを行うよりオールオン4の方が合理的なケースがあります。


オールオン4のメリット

よく噛める

最大のメリットはこれです。

総入れ歯の場合、天然歯の20〜30%程度しか噛めないと言われています。

一方でオールオン4は骨に固定されているため、非常に高い咀嚼能力を回復できます。

患者様からは、

「久しぶりにステーキを食べられた」

「せんべいを噛めるようになった」

という喜びの声をいただくことがあります。


入れ歯のように外れない

食事中に外れる心配がありません。

会話中にズレることもありません。

人前で話す機会が多い方には大きなメリットです。


見た目が自然

歯だけでなく歯茎の形まで再現できます。

重度歯周病の方は骨や歯茎が大きく失われていることがあります。

通常のインプラントだけでは見た目の回復が難しい場合でも、オールオン4なら自然な口元を再現できます。


インプラント本数を減らせる

片顎すべてを治療する場合、

通常のインプラントなら8〜12本程度必要になることがあります。

オールオン4では4〜6本程度で済むため、

  • 手術負担
  • 治療期間
  • 費用

を抑えられる可能性があります。


オールオン4の大きな特徴

私が患者様へ説明する際に必ずお話しする特徴があります。

それは、

「手術当日に仮歯が入る可能性がある」

ということです。

もちろん骨の状態など条件はあります。

しかし適応症例では、

午前中に手術

夕方に固定式の仮歯装着

という治療が可能です。

歯が全くない期間を作らずに済むことは患者様にとって非常に大きなメリットだと思います。


骨が少なくてもできるのか?

よくある質問です。

実はオールオン4は骨が少ない患者様にも有効な治療法です。

後方のインプラントを斜めに埋入することで、

  • 上顎洞
  • 下歯槽神経

などを避けながら骨を有効活用できます。

そのため、

「骨造成が必要」

と言われた患者様でも治療可能なケースがあります。

もちろんCT診断による精密な評価は必須です。


オールオン4のデメリット

良いことばかりではありません。

まず自由診療のため費用がかかります。

また外科手術が必要です。

さらに治療後のメンテナンスも非常に重要です。

オールオン4はインプラント周囲炎になると複数の歯に影響が及ぶ可能性があります。

だからこそ、

治療して終わりではなく

治療後の管理が成功の鍵になります。


当院のオールオン4治療について

当院ではCTによる診断を行い、

  • 骨の量
  • 噛み合わせ
  • 顔貌
  • 残存歯の状態

を総合的に評価して治療計画を立案しています。

またデジタル印象やサージカルガイドを活用し、より精度の高い治療を目指しています。

私は口腔外科を専門に診療してきましたが、オールオン4は単に歯を作る治療ではないと考えています。

患者様の人生を変える治療です。

長年入れ歯で苦労していた方が、

好きなものを食べられるようになる。

人前で笑えるようになる。

旅行や会食を楽しめるようになる。

そういった変化を見るたびに、この治療の価値を実感しています。


まとめ

オールオン4とは、最小4本のインプラントで片顎すべての歯を支える治療法です。

特に、

  • 総入れ歯で悩んでいる方
  • 重度歯周病の方
  • 多数歯欠損の方

にとって有力な選択肢となります。

しっかり噛めることはもちろん、見た目や生活の質の改善にも大きく貢献します。

「もう入れ歯しかないと思っていた」

「歯がボロボロでどうしたらいいかわからない」

という方も、一度ご相談ください。

お口の状態を詳しく診査し、患者様にとって最適な治療法をご提案いたします。


フリージア歯科クリニック(オリックス本町ビル院)
院長・歯科医師 浦 栄吾

日本口腔インプラント学会 専修医
日本口腔外科学会 会員
日本歯内療法学会 会員
日本睡眠歯科学会 会員
日本歯科審美学会 会員
日本臨床CAD/CAM学会 会員

文責:院長 歯科医師 浦 栄吾

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