重度歯周病で歯を失いそうな方の選択肢は? オールオン4という新しい選択肢とそのメリットを歯科医師が詳しく解説|フリージア歯科クリニック|大阪本町の歯医者

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重度歯周病で歯を失いそうな方の選択肢は? オールオン4という新しい選択肢とそのメリットを歯科医師が詳しく解説

大阪市西区の四つ橋線本町駅直結のオリックス本町ビルの2階にあるフリージア歯科クリニックの院長の浦です。

「歯がグラグラして硬いものが噛めない。」
「歯周病が進行し、多くの歯を抜かなければならないと言われた。」
「入れ歯になるしかないのでしょうか。」

このようなご相談を受けることは、私たち歯科医院では決して珍しいことではありません。

重度歯周病は、日本人が歯を失う最大の原因といわれています。しかし、歯を失ったからといって、必ずしも「入れ歯しか選択肢がない」というわけではありません。

近年では、オールオン4(All-on-4)という治療法によって、多くの歯を失った方でも再びしっかり噛める生活を取り戻せるようになりました。

当院でも、「もっと早く相談すればよかった」「食事が楽しくなった」「人前で思い切り笑えるようになった」という喜びの声を多くいただいています。

今回は、重度歯周病の方にオールオン4がおすすめできる理由や、治療の流れ、メリット、当院の治療へのこだわりについて詳しくご紹介します。


重度歯周病とは?

歯周病は、歯ぐきだけの病気ではありません。

歯を支えている顎の骨が細菌感染によって徐々に溶けていく病気です。

初期には

・歯ぐきから出血する
・口臭が気になる
・歯ぐきが腫れる

程度ですが、進行すると

・歯が大きく揺れる
・膿が出る
・噛めない
・歯並びが変わる
・歯ぐきが大きく下がる

といった症状が現れます。

さらに進行すると、歯を支える骨がほとんど残らず、抜歯を避けられない状態になります。


重度歯周病は全身の健康にも影響します

歯周病はお口だけの病気ではありません。

歯周病菌や炎症物質は血液中へ入り込み、全身へ影響を及ぼすことが分かっています。

近年では、

・糖尿病
・心筋梗塞
・脳梗塞
・誤嚥性肺炎
・早産・低体重児出産
・認知症

などとの関連が数多く報告されています。

特に糖尿病とは相互に悪影響を及ぼすことが知られており、歯周病が改善すると血糖コントロールが改善するケースもあります。

つまり、重度歯周病を放置することは、お口だけではなく全身の健康にも影響する可能性があるのです。


歯を無理に残すことが必ずしも正解ではありません

患者さんのお気持ちとして

「できるだけ抜きたくない」

という思いは当然です。

私自身も歯科医師として、残せる歯は可能な限り残したいと考えています。

しかし、保存が困難な歯を無理に残すことで、

・何度も腫れる
・痛みを繰り返す
・歯周病菌が残る
・周囲の骨がさらに失われる
・結果的に治療期間も費用も増える

というケースも少なくありません。

そのため、お口全体を長期的に安定させるという視点では、思い切って治療方針を変更することが最善となる場合があります。


オールオン4とは?

オールオン4とは、片顎4本(症例によっては5〜6本)のインプラントで、12本前後の人工歯を支える治療法です。

従来であれば10本以上のインプラントが必要だった症例でも、少ない本数で固定式の歯を作ることができます。

骨が比較的残っている部分を利用してインプラントを埋入するため、大掛かりな骨造成を避けられるケースが多く、身体への負担も軽減できます。


重度歯周病の方がオールオン4を選ぶ7つのメリット

① よく噛めるようになる

固定式なので、自分の歯に近い感覚で噛むことができます。

硬いお肉やおせんべい、リンゴなども安心して食べられるようになり、食事の楽しみが戻ります。


② 入れ歯の悩みから解放される

総入れ歯では

・外れる
・痛い

・しゃべりにくい
・違和感がある

といった悩みがあります。

オールオン4は固定式のため、外れる心配がなく、食事や会話も自然です。


③ 見た目が若々しくなる

歯周病では歯ぐきが下がり、口元が老けて見えることがあります。

オールオン4では歯だけでなく歯ぐきのラインまで設計できるため、自然で若々しい印象を目指せます。


④ 骨造成を避けられる可能性が高い

通常のインプラントでは骨が不足すると骨造成が必要になります。

オールオン4では後方のインプラントを角度を付けて埋入することで、残っている骨を有効活用できるため、大規模な骨造成を回避できるケースが多くあります。


⑤ 治療期間を短縮できる

多くの症例では抜歯と同日にインプラントを埋入し、その日のうちに仮歯まで装着できます。

歯がない期間をできるだけ短くできるため、人前で話す機会が多い方にも選ばれています。


⑥ メンテナンスしやすい

一本一本の歯を管理するよりも、お口全体を一つの補綴物として管理できるため、長期的なメンテナンスが行いやすくなります。


⑦ 長期的な治療費を抑えられる場合がある

残せない歯を何年も治療し続けると、根管治療、被せ物、再治療、抜歯などが繰り返されることがあります。

結果として費用や通院回数が増えるケースもあります。

オールオン4は初期費用こそ高額ですが、長期的な視点では効率的な治療となる場合があります。


抜歯即時埋入で身体への負担を軽減

当院では適応症例において、抜歯したその日にインプラントを埋入する抜歯即時埋入にも対応しています。

この方法には、

・手術回数を減らせる
・治療期間を短縮できる
・骨の吸収を最小限に抑えられる
・歯がない期間を短くできる

というメリットがあります。

もちろん、感染の状態や骨の量などをCTで詳しく診査し、安全に行える症例に限って適応を判断しています。


静脈内鎮静法でリラックスして手術を受けられます

「手術が怖い」
「歯科治療が苦手」
「長時間口を開けるのが不安」

という患者さんも少なくありません。

当院では、ご希望や症例に応じて静脈内鎮静法にも対応しています。

点滴から鎮静薬を投与することで、ウトウトと眠っているようなリラックスした状態で手術を受けることができます。

全身麻酔とは異なり、自発呼吸を保ちながら行うため、身体への負担も比較的少なく、多くの患者さんが「気付いたら治療が終わっていた」とおっしゃいます。

歯科治療への恐怖心が強い方でも安心して治療を受けていただけるよう、術中は全身状態をしっかり管理しながら安全第一で進めています。


当院のオールオン4が選ばれる理由

オールオン4は、高度な診査・診断と正確な手術技術が求められる治療です。

当院では、安全性と精度を高めるため、デジタル技術を積極的に導入しています。

CTによる三次元診断

骨の厚みや高さ、神経や上顎洞の位置を立体的に把握し、安全な治療計画を立案します。

サージカルガイドを用いた手術

CTデータをもとにシミュレーションを行い、インプラントを理想的な位置・角度・深さへ埋入できるようサージカルガイドを製作します。

これにより、

・手術時間の短縮
・埋入精度の向上
・神経や血管へのリスク軽減
・術後の腫れや痛みの軽減

が期待できます。

デジタル印象による精密な補綴治療

従来の粘土のような型取りではなく、口腔内スキャナーによるデジタル印象を採用しています。

患者さんの負担が少ないだけでなく、高精度な人工歯の製作につながります。


オールオン4は「最後の手段」ではなく「人生を取り戻す治療」

「全部抜くなんて、もう終わりですよね……」

初診時にこのようなお話をされる患者さんは少なくありません。

しかし、治療を終えた患者さんからは、

「家族と同じ食事ができるようになった」

「思い切り笑えるようになった」

「もっと早く相談すればよかった」

という言葉をいただくことが数多くあります。

歯を残すことは大切です。しかし、それ以上に大切なのは、「しっかり噛めること」「痛みなく食事ができること」「笑顔で毎日を過ごせること」ではないでしょうか。

オールオン4は、そのような生活の質(QOL)の向上を目指す治療です。


まとめ

重度歯周病は、お口の中だけの問題ではなく、全身の健康や日常生活にも大きな影響を及ぼします。

歯を失うことへの不安や、入れ歯への抵抗感をお持ちの方にとって、オールオン4は有力な選択肢となります。

当院では、CTによる精密診断、サージカルガイドを活用したデジタルガイド手術、口腔内スキャナーによるデジタル印象、適応症例に応じた抜歯即時埋入、そして静脈内鎮静法を組み合わせ、患者さん一人ひとりに合わせた質の高い治療をご提供しています。

他院で「難しい」と言われた方や、「入れ歯しかない」と説明を受けた方でも、治療の選択肢が広がる可能性があります。

「もう一度しっかり噛みたい」「見た目を気にせず笑いたい」「将来を見据えた治療を受けたい」とお考えの方は、ぜひ一度フリージア歯科クリニック オリックス本町ビル院へご相談ください。患者さんのお口の状態を丁寧に診査・診断し、将来を見据えた最適な治療をご提案いたします。


 

フリージア歯科クリニック オリックス本町ビル院

文責 院長 歯科医師 浦 栄吾

  • 日本口腔インプラント学会 専修医
  • 日本口腔外科学会 所属
  • 日本歯内療法学会 所属
  • 日本睡眠歯科学会 所属
  • 日本歯科審美学会 所属
  • 日本臨床CAD/CAM学会 所属
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